「金メダル奪回」計画ブチ上げたスキー連盟がやるべきことは

2016年11月03日 16時30分

新シーズンに向けた会見に出席した高梨沙羅(前列中央)、葛西紀明(後列左)ら

 スキー担当記者 全日本スキー連盟が「金メダル奪回」と「コンプライアンス」という対照的な目標を掲げています。

 

 デスク 1日には、新シーズンに向けた会見が華々しく行われたよな。えらく美人になったスキージャンプ女子の高梨沙羅(20=クラレ)や男子の葛西紀明(44=土屋ホーム)らトップ選手が勢揃いして。

 

 記者 はい。同連盟の成田収平競技本部長は、平昌五輪の目標について「とにかく金メダルを取ること。前回(2014年ソチ大会)は1つもなかったから」と力説しました。連盟では今年からスポーツ科学の専門家を含めた「金メダル奪回戦略室」を作り、メダル獲得につなげたい考えです。

 

 デスク 金メダル奪回戦略室ねえ。でも、スキー連盟っていうと、まずはスノーボードの不祥事続きをどうにかしたほうがいいんじゃないか?

 

 記者 4月に男子スロープスタイルの未成年選手が大麻を吸引して処分。今度は男子ハーフパイプの未成年選手が飲酒で、しかも公表まで約5か月かかっています。コンプライアンス委員会も作ったそうですが、こちらは後手後手で…。

 

 デスク 大麻に飲酒とか、今さらそんな基本的なことを指導するのもアホらしいよ。

 

 記者 葛西が「周囲への感謝の気持ちを強く持って競技に打ち込みたい」と話していたように、見本は近くにいるんですけどね。なんか、残念です。

 

 デスク 金メダルよりも大事なものを忘れてる感じが否めないな。