小池百合子東京都知事(64)が26日、「あすチャレ!Academy」の記者発表会に出席した。小池氏は都庁内で障害者スポーツの1つである「ボッチャ」のチーム結成を宣言。自らも参加すると話した。

 主催は日本財団パラリンピックサポートセンター。障害を持つ人が講師となり、パラスポーツを題材に障害者への応対やコミュニケーション方法を学ぶセミナーを開催する。18歳以上が対象で、11月に第1回が実施される。2020年の東京パラリンピックを前に障害への知識を学んでほしいという狙いがある。

 同センター特別顧問でもある小池氏は「パラリンピックの成功は競技を知ってもらうことが大事。まずは都庁から始めようと『ボッチャチーム』を作ることにしました。私も選手として入ろうとしています。いつかボッチャゲームを披露できると思います」と意気込んだ。

 ボッチャは赤・青のボールを投げて、目標となる白のボールにいかに近づけるかを競うもの。パラリンピックの正式競技になっている。

 小池氏はこれまでもパラリンピック関係のイベントに精力的に出席してきただけに、本気なのは間違いなさそうだ。