リオ五輪金メダル・金藤の引退阻止へ恩師が猛ゲキ

2016年10月20日 16時30分

五輪報告会に参加した金藤(左)と加藤コーチ

 リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵(28=Jaked)に、恩師が引退阻止の猛ゲキだ。

 

 19日、金藤は母校の東海大で行われた報告会に他の五輪メダリストらとともに出席。「真っ暗でも足を上げ続けたらどこかに絶対進むことができる。コーチや仲間がちょっとずつ引っ張ってくれた。だから迷いながらも前に進むことができた」と力を込めると、約1200人の観客から大きな拍手がわき起こった。

 

 一方で、現役引退を示唆している金藤は、W杯東京大会(25~26日、東京辰巳国際水泳場)後に結論を出す意向。この日も「次なる目標を考えている」と話したが、加藤健志コーチ(50)は現役続行を希望する。「今引退するなら俺は一切関わらない。“お疲れ”とは言えない。やり切ってないんで」と語り、年内に引退した場合は、引退式への出席を拒否する考えを明かした。

 

 金藤が五輪後も短水路で日本新記録を3度出しているのが理由。しかも、来年4月の日本選手権に出場すれば、自動的に7月の世界選手権(ハンガリー)代表になることも決まった。加藤コーチは「金メダルの取り方は語れる。あとは世界記録」と、リオで果たせなかったもう一つの偉業達成を求めていた。