重量挙げ三宅 東京五輪へ父との二人三脚続行

2016年09月28日 16時30分

 まさに鉄人親子だ。リオ五輪重量挙げ女子48キロ級銅メダリストの三宅宏実(30=いちご)が27日、現役続行に前向きな姿勢を示した。三宅と二人三脚で歩む父でコーチの義行氏(70)も積極的で、2020年東京五輪での5大会連続五輪出場も夢ではなくなってきた。

 

 母校の法大市ケ谷キャンパスで行われたリオ五輪報告会に出席した三宅は「東京五輪は(現役中は)二度とないと思う。狙えるところにいたら目指したいし、できるところまでは目指したい。東京でなければ引退していると思う。燃焼し切れていない気持ちもある」と心境を吐露した。現在は五輪前に痛めた腰を治療中。年内は体を休める時間にあてて回復次第、練習を再開する見込みだ。

 

 東京都知事就任に伴い日本重量挙げ協会会長を辞任した小池百合子氏(64)に代わり、新会長に選出された義行氏は「世界でも30歳を超えて現役を続けてる女性はいる。本人の気持ち次第ですよ。大丈夫。アマチュアに引退なし!」と娘のやる気に笑顔を見せた。

 

 自身は会長職と指導で多忙を極めることについても「指導にかかる時間は変わらないよ。会長は日本選手に金メダルを取らせることが仕事なんだから同じこと!」と大胆な発想。スポーツ界で珍しい“現場会長”で東京五輪を目指すつもりで、名物親子の戦いはまだまだ続きそうだ。