ザックジャパン大再編!闘莉王、中沢招集へ

2012年12月06日 16時00分

 ザックジャパンのチーム再編が始まる。コンフェデレーションズカップ(来年6月、ブラジル)の組み合わせ抽選が1日に行われ、アジア王者の日本は1次リーグでブラジル、イタリア、メキシコと対戦する。世界屈指の強豪国との激突に向け、日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(59)は代表チームの再構築に着手。元代表DF田中マルクス闘莉王(31=名古屋)らベテラン勢の招集を検討している。

 

 W杯開催国でのプレ大会に臨むザッケローニ監督は「率直に言ってタフな組に入った印象。本番までいい準備をしていきたい。こういう強豪とただ試合をするのではなく、どう渡り合えるのかを追求したい」と話した。指揮官はW杯本番への試金石とする一方で、コンフェデ杯を機にチーム再編にも乗り出す方針だ。

 

「ザッケローニはもともとW杯1年前までは若い選手を中心に編成し、コンフェデ杯から、ベテラン勢を加えると言っていた。W杯予選が終わってから、本番に向けたチーム作りを始めるそうだ」(日本サッカー協会の公認選手代理人)

 

 欧州ではW杯の予選と本大会は“別物”と考える指導者が多い。予選は戦いながら選手を育成しチームのベースを構築するが、本大会は重圧に耐えられる経験者を加えるのが一般的。2010年南アフリカW杯ではイングランドがMFデービッド・ベッカム(37=LAギャラクシー)の招集を検討。負傷で選手登録はできなかったが、それでもチームに同行した。

 

 ベテラン勢の実力を分かっているザック監督はW杯アジア予選では伸び盛りの若い選手を積極的に起用してきた。ただ、本大会の1年前から「全選手を“横一線で見直してW杯に行く”と言っていた」(同代理人)と、ベテラン勢を加えていく。

 

 それでは、誰が新たに加わるのか。前出の代理人によれば「本当は中村憲剛(32=川崎)がそうだったんだけど、本田(圭佑=26、CSKAモスクワ)がケガをし、困って代表に招集した。今なら闘莉王とかボンバー(横浜M・中沢佑二=34)じゃないか。2人ともブラジルに縁があるし、ザッケローニも考えているのでは」

 

 大型DFの闘莉王は空中戦に強く、クラブではFWでも起用されるように高い決定力もある。攻守の切り札となれる選手だ。しかもブラジル出身で、コンフェデ杯、W杯本大会ともに地の利がある。闘莉王本人もかねて「代表に戻りたい。ブラジルW杯も諦めていない。まずはクラブでしっかりやっていきたい」と代表復帰に意欲的だ。

 

 日本代表はW杯アジア最終予選ヨルダン戦(来年3月26日、アウェー)で勝利を収めれば、出場権を獲得する。ここからザックジャパンは本番に向け“W杯仕様”のチーム作りを加速させる。


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