【ニューヨーク11日(日本時間12日)発】テニスの全米オープン男子シングルス決勝、世界ランキング3位のスタン・バブリンカ(31=スイス)が同1位のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)に6—7(1—7)、6—4、7—5、6—3と逆転で下し、初優勝を果たした。2014年の全豪オープン、15年の全仏オープンに続く通算3度目のグランドスラム制覇となった。

 両者は通算24度目の対戦で今季初顔合わせ。ここまではジョコビッチが19勝4敗とリードしていた。序盤から一進一体の攻防を繰り広げ、バブリンカの2セットアップで迎えた第4セットの第4ゲームが終わったところでジョコビッチは両足の指を痛め治療のために一時中断。その後、再開したが、流れを渡すことなくバブリンカが勝利した。