高木監督まさかの長期政権も

2012年11月30日 16時01分

 来季限りで退任することが既定路線の中日・高木守道監督(71)に、チーム内で「もしかしたら2年で終わりじゃなくて、長くやるんじゃないか」と、まさかの長期政権の可能性がささやかれだしている。

 

 昨年、落合前監督の後を受けて就任した老将は、自ら「コーヒーブレーク」と称するように、8年で4度のリーグ優勝を飾った“大監督”から次世代の指導者への橋渡し役の意味合いが強かった。そのため、2年契約の最終年となる来季限りで勇退→次の世代にバトンタッチするのが基本方針といわれていたが、ここにきてムードが変わってきた。

 

 理由は白井オーナーの心境の変化だ。「高木監督への評価が、ものすごく高くなっている。オーナー報告の後にも『高木監督は実に奥が深い』と感心していた」(球団幹部)という。実際、白井オーナーは「若い選手を日本の超一流に育てようとしている。ひそかに敬意を持っとる」と褒めたたえたという。

 

 白井オーナーといえば中日では絶対的な存在。落合前監督が地元財界、OBなどから総スカンを食らいながらも、8年もの長期政権を続けられたのはオーナーに気に入られたからこそ。それだけに、ここにきての白井オーナーの評価アップは全ての流れを変えるかもというわけだ。

 

 就任時に危惧された健康問題も、シーズン終了後に頭部のCTスキャンを受けるなど、徹底的なメディカルチェックの末に医師から「問題なし」とお墨付きをもらった老将。もちろん、来季の成績次第だろうが「高木長期政権」はあり得ない話ではなくなっている。


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