阿部さえ休日返上なのに…佑練習顔出さず 

2012年11月18日 11時01分

 右肩痛を抱えている侍ジャパンの斎藤佑樹投手(日本ハム)が登板予定だった18日のキューバ戦(札幌ドーム)を一転回避することになった。17日、札幌市内の日本ハム室内練習場で行われた練習を欠席。山本監督も起用には消極的な考えだ。その一方で本拠地開催の“目玉”が練習にすら顔を出さないという事実が今後、波紋を広げそうだ。

 

 強敵キューバ相手に初陣を飾った侍ナインは一夜明けた17日、福岡から午前中の便で札幌に移動。今日18日の第2戦に向けて、午後4時30分から練習を行った。


 この日は第1戦に登板していない投手だけが練習を行うはずだった。ところが2試合連続での登板が考えられる投手や、自主練習を希望した野手らが多数参加。山本監督も「もっと少ないと思ったら、結構来てたね」と目を細めた。


 ところがその場に佑ちゃんの姿はなかった。理由は侍ジャパン招集直前に発症した右肩痛だという。これには山本監督も「無理かもわからんな。無事にチームに帰す? そうよ」と登板を回避させる方針を明かした。


 ケガによる登板回避は仕方がないところ。だが問題は、簡単に「欠席」を選択したことだ。右ひざ裏を痛めている主将の巨人・阿部でさえ参加し、チームのために打撃投手を買ってでた。それに対して佑ちゃんは…。


 初陣で約1万7000人しか集客できなかった侍ジャパンにおいて国民の注目を浴びることは必須条件。その点において、阿部の行動はアピール的な側面もある。その“仕事”をするのは本拠地開催で注目を集める斎藤も同じ。ましてや「(日本代表のメンバーから)来年につながる何かを得られればいい」と話していたのだから、投げることが難しくても率先して練習に参加すべきだった。


 巨人・坂本、長野らスター選手や、日本ハムの糸井もこの日は休養。全員が姿を見せなかったわけではない。だが、そこは今回の侍ジャパンのなかでも、ダントツの国民的な知名度を持つ佑ちゃん。地元・札幌での練習という事情もあり、不在であることが際立ってしまった。

 

侍ジャパン「なぜ佑ちゃん選出」

“佑ちゃん先発”は危険な時限爆弾

コージジャパンに“佑ちゃん待望論”