シャラポワ「資格停止2年は不当」異議申し立て

2016年06月09日 08時06分

 女子テニス界のトップに君臨してきたマリア・シャラポワ(29=ロシア)が8日、自身のフェイスブックを更新し、ドーピング問題(禁止薬物使用)で国際テニス連盟(ITF)が発表した「今年1月26日から2年間の出場停止処分」に対し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への異議申し立てを表明した。

 シャラポワは3月、会見を開き「ITFから、(1月の)全豪オープンでの薬物検査で陽性反応が出たという内容の手紙を受け取った。この10年間、私はミルドロネートと呼ばれる薬物を主治医から処方されてきた。別の名前はメルドニウム。これを10年間合法的に使用してきたが、今年1月1日にルールが変わり、メルドニウムは禁止薬物となった。それを知らなかった」として“うっかりドーピング”と主張。「私の競技人生をこのように終わらせたくはない。もう一度チャンスが与えられ、この競技を続けられることを望む」と引退は否定していた。

 その後、ITFはシャラポワを暫定的な出場停止処分にすると発表した。

 ロシア・テニス連盟は5月に、シャラポワをリオデジャネイロ五輪の女子代表に選出したと発表したが、今回の処分で五輪出場は絶望的になった。シャラポワはフェイスブックで「ITF裁判所は満場一致で私がやったことは意図的ではなかったと結論づけました」と説明。その上で「不当に厳しい2年間の資格停止を受け入れることはできません」と表明している。