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中村紀“ロビー活動”実らずGグラブ賞落選


 DeNAの中村紀洋内野手(39)が8日、僅差でゴールデングラブ賞を逃した。一塁手として畠山(ヤクルト)に2票及ばず。直前まで必死の“ロビー活動”を展開していたが、それも結局実らなかった。

 これまで三塁手部門で同賞を7度受賞した中村は、今回の結果発表を前に「(受賞の際に贈呈される金色の)ファーストミットも(コレクションに)入れたい」と鼻息を荒らげながら発言。投票権を持つ報道陣に「投票をお願いします!」とプライドをかなぐり捨てて頭を下げまくっていた。

 今年のオールスター戦ではMVPとなり賞金300万円を手にするなどシーズン中の中村には“打ち出の小づち”のムードが漂いつつあったが、球団側と3日に行った契約更改の下交渉は不調。倍増となる3000万円(推定)の提示に不満をあらわにしていただけにゴールデングラブ賞を受賞すれば副賞の50万円はもちろん、次の年俸交渉では「タイトル料」を含ませることができるとソロバンを弾いていた。

 しかし、それもすべて水の泡。年俸交渉のつり上げ材料を失ったショックは大きいだろう。しかしコーチの1人は、そんな中村の考えを一刀両断。こう声を荒らげた。

「(球団側は下交渉で中村の)足元を見ているのとは違う。倍増は最大限の評価。もう(選手として)伸びしろはないんだから。年俸のベースは(オリックス、楽天での)2度の戦力外でリセットされている。自業自得」。 今季の中村は8月に采配批判によって二軍へ懲罰降格を言い渡されていることもあり、同コーチは球団側の倍増提示を「十分」とした。

 ゴールデングラブ賞を逃したツケは今後の契約更改交渉で大きく響きそうだ。

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