阪神ドラ1藤浪が一番気をつけること

2012年11月10日 16時00分

 阪神のドラフト1位指名の藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)が6日、同校の野球部グラウンドでの練習を公開した。報道陣を前に52球の投げ込みを披露。入団の意思を固めている藤浪は「しっかりと練習をしてきたつもり。体力、技術面でできるだけ落ちないようにしていきたい」と話し、入団後については「(大阪桐蔭OBの)西田(直斗内野手=19)さんと岩田(稔投手=29)さんがいるので十分に心強い」と目を輝かせた。

 

 同じ投手の岩田には同校の西谷監督も「面倒を見てほしい」と話しており“兄貴役”が期待されている。そんな岩田が藤浪の入団に先立ち「まず話しておきたい」というアドバイスを明かした。

 

「阪神はやっぱり特殊なんでね。一番気をつけるのはケガなんですよ。どうしても注目されるからいいところを見せたくなる。それにキャンプが始まると周りはみんなすごいボールを投げる。だから、つい最初は流されて飛ばしすぎてケガする可能性が高まるんです。そこはしっかり自分を持って、自分のペースを崩さないことが大事です」

 

 知名度がものすごい藤浪だけにプライベートでの忠告も忘れない。「(人気は)阪神の1位だから仕方ない」とした上で「誘惑も多い。そういうところでも自分を見失わないようにすることが大事です。こういう話もするつもり」と岩田は厳しい表情で話した。

 

 かわいい後輩が“阪神独特の空気”に潰されないため、岩田はサポートを惜しまない。藤浪にとっては誰より心強い師匠となってくれそうだ。