AKB48チーム8が16日、東京・渋谷区の国立代々木競技場第二体育館で行われた日本バスケットボールリーグ(NBL)のトヨタ自動車アルバルク東京―千葉ジェッツ戦に登場した。

 都道府県代表が集うチーム8は、トヨタ自動車が活動を全面的にサポート。“会いに行く”をコンセプトに活動しており、この日はトヨタ自動車のつながりでアルバルクの応援に駆け付けた。

 参加したのは東京都代表・小栗有以(14)、北海道代表・坂口渚沙(15)ら8人。試合前に行われたスペシャルライブでは「47の素敵な街へ」など3曲、ハーフタイムには新曲「夢のルート」を披露。またハーフタイムではメンバーと子供たちがシュート対決を行った。

 試合はアルバルクがジェッツの追い上げをかわして88―81で勝利。バスケットボール初観戦となった鳥取代表の中野郁海(15)は、迫力ある試合に「ゴールが決まった時やボールカットした時に、『おおー!』って大きな声で思わず叫んじゃいました。本当に楽しくてあっという間でした」と大満足の様子だ。 

 試合前には熊本地震の犠牲者への黙とうが行われ、会場には募金箱が設置された。

 チーム8が最初にイベントを開催したのは熊本県だった。中野は「一昨日からの熊本県を震源とした地震のことがとても心配です。被害に遭われたみなさんが、一日も早く元の生活に戻れますよう、チーム8一同、みんなで祈っています」と復興を願った。