実は巨人ファンだった“浪速のダル”藤浪

2012年10月31日 16時00分

 阪神は“浪速のダルビッシュ”こと藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)を4球団競合の末に交渉権を獲得した。

 藤浪は大阪生まれの大阪育ち。2005年には優勝決定試合を甲子園で観戦した縁もあり、まさに阪神は幼少期から慣れ親しんだ球団、と言いたいところだが、実は筋金入りの巨人ファンだ。父・晋さんは「私が巨人ファンなので。テレビは1つしかないから息子も小さい時からずっと巨人を見てきた」と明かす。藤浪も「はい、巨人ファンでした」と認めた。

 それだけに「これからアンチ巨人? いやどうですかね。そんなにコロッと変えられる性格ではないので少しずつ(アンチになる)」と複雑な思いを口にしたが、もちろん、グラウンドでは打倒Gに気持ちを切り替えるつもりだ。

「好きだった巨人の選手と対戦できるんですから。面白い。面白いです。高橋由伸さんとか、小さいころから見てきた選手と対戦できるのは楽しみですね。阪神は(巨人の)一番のライバル球団ですから。面白いですね。伝統の一戦ですし…」。さらには197センチの身長を誇示するように胸を張りながら「巨人キラー? なりたいですね」ときっぱり。

 Gファン改めGキラー藤浪は高卒ルーキーながら、早くも来季開幕からの先発ローテーション入りが期待されている。巨人戦では菅野とのルーキー対決が実現する可能性も十分にある。伝統の一戦に新たな楽しみが加わったことは間違いなさそうだ。