ソフトバンクの本音は“川崎必要ナシ”

2012年11月01日 16時00分

 米大リーグ・マリナーズを解雇された川崎宗則内野手(31)を巡って、古巣・ソフトバンクに微妙な空気が漂っている。川崎の日本球界復帰の場合については、王球団会長が「そういう(獲得する)方向で考えている」と明言したが、チーム内には必ずしも歓迎とはいえない事情があるからだ。

 

 ソフトバンクは世代交代が進み、今季終盤には21歳の今宮が遊撃手として定着。「今宮が物になるめどが立ってきている。あの守備を使わない手はないし、このままいけば向こう10年はやってくれる計算が立つ。ここに(来年32歳の)川崎が戻ってきたら、すべてがやり直しになる。復帰を断固拒否という人間は誰もいないだろうけど、相当に複雑な問題なんだよ」とチーム関係者は言う。

 

 とはいえ、国内他球団への移籍を容認するわけにもいかない。ソフトバンクからメジャー移籍した城島(当時マリナーズ)が2009年に日本球界復帰を模索した際に当時のソフトバンクフロントが獲得に消極的で阪神に譲り、責任問題にまで発展した。今回もオリックスが川崎獲得に前向き。「普通に考えて帰ってこさせないのはおかしいし、城島と同じことになればファンからも反感を買う」(別の関係者)。川崎は昨季まで球団の顔だった人気者で幹部候補生でもあるだけに、なおさらだ。

 

 さて、どうなるか。チーム内には「できれば川崎には米国でもう2~3年は頑張ってくれよ、というのが正直なところ」との声も出ている。

 

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