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日常生活の中にいつでもプロ野球選手がいた


 野球は筋書きのないドラマと言われるが、人生もまた筋書きがない。どう転ぶかは出会いによっても左右される。野村克也氏、長嶋茂雄氏、王貞治氏、張本勲氏、稲尾和久氏、落合博満氏…。球界を代表する大スターたちとの出会いに恵まれ、現役時代に巨人とロッテで活躍。引退後には両チームで指導者も務めた山本功児氏(60)が、その半生を振り返る。

 

【山本功児 なんとなく幸せ(1)】今はどうか分からないが、男の子なら誰もが一度は「プロ野球選手」に憧れる時期がある。球場のスタンドやテレビの前で、ひいきのチームや選手を応援したり、一流選手のスイングや投球フォームをまねしてみたり。ボクにとってもプロ野球選手になることは将来の夢だった。

大阪・堺の実家前で

 そんな憧れの世界を意識し始めたのは、堺市立中百舌鳥小学校の3年生のころだ。正確に言うとボクの日常生活の中に、いつでもプロ野球選手がいた。実家は南海高野線の中百舌鳥駅近くで駄菓子なども扱うパン屋を営んでおり、その先にある合宿所へ行き来する南海(現ソフトバンク)の選手たちが、常連さんだったからだ。

 もともと父が当時の鶴岡一人監督(故人)と懇意にしていたし、二軍選手はもちろんのこと、皆川睦雄さん(故人)や杉浦忠さん(故人)、穴吹義雄さん、野村克也さんといったスター選手も気さくに声をかけてくださった。「功児、合宿所に遊びに来い」と、お呼ばれすることもしばしば。食堂で選手たちと食事をともにするだけでなく、帰る前に湯船に漬かっていくこともあった。

 特にかわいがってくださったのが穴吹さんで、堺市の浜寺公園にあった自宅にも、ちょくちょく招いていただいた。プロ入り後に野村さんの元へあいさつに行った際は「あのころは小さかったのになあ。こんなにデカくなりやがって」と言われて困ったものだ。

 まじめに野球を始めたのは中学2年生の夏からで、それまではキャッチボールぐらいしかしたことがなかったが、プロの練習や試合を見ることは好きだった。一軍の試合も合宿所生活の選手が連れて行ってくれたため、電車に乗るのもスタンドでの観戦も木戸御免。いま考えても随分と恵まれていた。

 プロの選手から技術的な指導を受けたりすることはなかったが、子供なりに「なんでこんなプレーができるんだろう」「ああいうゴロの捕り方はすごい」と考えながら見ていたことは、その後の自分の野球人生にも生かされたと思っている。

 そんな恵まれた環境にいながら、ボクは野球を「する」までには至らなかった。中百舌鳥小卒業後に進学したのも野球部のない陵南中学校。「そろそろ野球を始めた方がいいかな」と、同じ堺市内の三国丘中学校に転校したのは、2年生の夏のことだった。しかも、入部して即レギュラーに抜てきされたこともあってか、将来の夢への欲のなさは変わらなかった。

 

☆やまもと・こうじ=1951年12月25日生まれ。大阪府堺市出身。三田学園高3年時には選抜大会に出場。69年のドラフト会議で南海(現ソフトバンク)から3位指名されるも、入団拒否して法政大に進学。卒業後は社会人の本田技研鈴鹿へ進み、75年のドラフト5位で巨人入団。84年にトレードでロッテに移籍し、レギュラーとして定着する。88年の引退後はロッテの一、二軍の打撃コーチや二軍監督を歴任し、99年から5季にわたって一軍監督を務めた。2004年に二軍ヘッドコーチとして古巣の巨人に復帰。一軍のヘッド兼打撃コーチを務めた05年限りで退団した。タイトルはカラオケの十八番、ザ・スパイダースの「なんとなくなんとなく」から。

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