バドミントンのスーパーシリーズ・ファイナル（ドバイ）で、史上初めてシングルスで優勝した男子の桃田賢斗（２１＝ＮＴＴ東日本）、女子の奥原希望（２０＝日本ユニシス）ら日本代表が１４日、成田空港に帰国し、会見を開いた。

　最も笑いを誘ったのは桃田だ。８万ドル（約９７０万円）の賞金を手にし「豪遊したい」とニヤリ。テニスなど高額賞金大会をライバル視する男は、先頭に立ってバドミントン界をけん引する決意を表明。「服も高めにハデにしたい。子供たちが憧れてくれれば。見本になりたい」と目をギラつかせた。

　一方、同期の奥原は「今年１年はハードだったので、自分にごほうびを買いたい」。体調不良を乗り越えての栄冠だったことを明かし、リオ五輪での金メダル獲得に向け、「納得いく結果を求めていきたい」と力強く話した。