広島のプリンス・堂林翔太内野手(20)が“球団新記録”を達成したという。高卒3年目となった今季は初めて一軍に抜てきされて大ブレーク。球宴にも初出場を果たすなどフル回転の活躍を見せたが残念ながら“いい記録”の話ではない。
「エラーや、チャンスで進塁打を打てずに三振などマイナスポイントが多かった。ここまでマイナスポイントが多かったのは今まで見たことがない。もちろん、ここまで出続けたのは評価するが…」(球団幹部)。何と球団史上最大の査定マイナスポイントを叩き出したというのだ。
確かに堂林は守備ではエラーを連発。三振数もリーグトップを“独走”し「普通なら外されているか、二軍に行っているところだった」とチーム関係者は振り返る。それでも一軍で使われ続けたのは将来への期待の表れだが、多すぎた“失点”はどうしようもないというわけ。
チーム内には「あれだけ頑張ったのに査定がそんなにマイナスなんて、かわいそうすぎる」との同情論も出ているが、オフの契約更改では年俸700万円から一軍最低年俸の1500万円を少し超えるくらいの1000万円アップが限度になりそうとのことだ。
ベースボール・マガジン社
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