“スーパー高校生”に美肌指令!? 再春館製薬所が6日、都内でバドミントン部の新入団選手発表会見を開き、女子シングルス世界ランク10位の山口茜(18=勝山高3年)が来春から入社することを発表した。

 同社バドミントン部は廃部となったルネサスを引き継ぐ形で今春発足。山口、志田千陽(18=青森山田高3年)、小野菜保(18=金沢向陽高3年)の3人が初の新規入団選手とあって、バドミントンとしては異例とも言える都内の高級ホテルでの豪華な会見となった。

 プロによるメークを受けて登場した山口は「初めてです」と照れ笑い。化粧は初心者のようだが、同社の関係者は「基礎化粧品を扱っている会社なので選手たちには美しさでもアピールしてもらわないと」。ばっちりメークで試合に臨むかはともかく、美しい肌は所属選手の必須条件というわけだ。

 山口は8月のインターハイの前に同社ヘの入社を決断。「家族みたいなチームで今まで通り楽しくプレーできると思いました」と理由を語った。前身のルネサスはロンドン五輪銀メダルのフジカキペア(藤井瑞希、垣岩令佳組)を輩出した強豪。山口は「いつかは先輩たちを超えたい」と来年のリオ五輪、さらには5年後の東京五輪での金メダル獲得を誓った。