楽天「デーブ完全無視」事件

2012年10月08日 16時00分

 今季のBクラスが決まった楽天。その裏では大久保打撃コーチ(45)がとうとう“孤立無援”になってしまった。これまでも同コーチをめぐっては、チーム内から不満の声が噴出。ついには“デーブ完全無視事件”まで発生したという。真相を追った。

 衝撃の“事件”は奇跡のCS進出を目指し、激闘を繰り広げる最中で起きていた。ある日の試合前、大久保コーチはチームの作戦として「カウントが3ボール2ストライクになっても2―2の気持ちで打席に立とう」と指示。ファウルで粘って相手に球数を投げさせることと、比較的相手バッテリーが誘い球で振らせてこようとするカウントで「しっかりボール球を見逃す」ことを目的とした作戦を立てた。

 その際「みんなで『ツーツー!』と声を掛けよう」と提案。ナインも最初は“ツーツー作戦”に従い、該当カウントになると大声を張り上げていたという。だが…。あるコーチが「ちょっと紛らわしいな。やめよう」と言うとナインは「そうですよね」と口をそろえ、一瞬で作戦終了。その後は「ツーツー!」という大久保コーチの声だけがベンチ内に寂しくこだまする結果となった。

 異変に気づいた大久保コーチが「おまえら、声出せよ!」と再三注意してもナインはそっぽを向いたまま。これまで忠実に作戦を実行してきたナインが同コーチへ、露骨に“反旗”を翻したわけだ。

 大久保コーチのお気に入りの野手が、別の首脳陣の判断で自分に一切報告のないまま登録抹消になったこともあった。同コーチと他の首脳陣の間にすきま風が吹いていることをあらわにした出来事と言えそうだ。「(大久保コーチは)打撃部門のトップなのに、野手の抹消を聞かされていないなんて普通はあり得ない。来季も(同コーチは)続投のようだけど、このままでチームが大丈夫なわけがない」(球団関係者)

 これまで大久保コーチは打撃投手を集めて「もっと真面目にやれ!」と怒鳴りつけ「出すぎたまねをするな!」と星野監督から一喝されるなど数々の問題行動が周囲から指摘されている。先月30日付の本紙紙面で同コーチは「そんなこと何も言われてない」と否定したが、本人の意思に反してチーム内での風当たりが強まっているのは間違いない。

 

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