陸上の世界選手権第8日が29日、中国・北京で行われ、男子400メートルリレーで予選1組に登場した日本の決勝進出はならなかった。

 大瀬戸一馬(21)、藤光謙司(29)、長田拓也(21)、谷口耕太郎(20)の4人で臨んだレースは、同組の米国、英国などの強豪に一歩及ばず38秒60のタイムで4着だった。

 予選通過の上位3着を逃し、4着以下のタイムでも全体の上位2チームに入れなかった日本は、決勝に進めなかった。

 決勝進出なら、注目の高校2年生サニブラウン・ハキーム(16)がアンカーで起用されることが濃厚だっただけに、日本の陸上ファンとっては残念な結果となった。

 連覇を狙うジャマイカはウサイン・ボルト(29)を温存し予選2組に出場。37秒41のシーズンベストで1位通過。ジャスティン・ガトリン(33)を擁する米国も決勝進出を決め、ボルトとガトリンは100メートル、200メートルに続き、今大会3度目の対決に挑む。