日馬富士夫人が「日本帰化」に言及

2012年09月30日 18時00分

 日馬富士(28=伊勢ヶ浜)が、正式に第70代横綱に昇進し「本当にうれしいです。見本と手本になる生き方、ファンの皆さんに感動と勇気を与えることが僕の役割」と新横綱としての決意を口にした。その一方で、バトトール夫人(25)が本紙直撃に注目発言。将来的には日本国籍を取得し、親方として後進の指導に当たる可能性が急浮上した。今後の横綱の決断に注目が集まりそうだ。

 

 大関以上の外国出身力士5人のうち、すでに横綱白鵬(27=宮城野)と大関琴欧洲(29=佐渡ヶ嶽)は日本人女性と結婚し、現役引退後に親方になる意向を明言。大関鶴竜(27=井筒)も親方に興味を示し、大関把瑠都(27=尾上)は母国のエストニアに戻って牧場経営などに携わる可能性が濃厚だ。新横綱となった日馬富士は、どのような将来設計を描いているのか。

 

 これまで本人は態度を明らかにしていないが、モンゴル人女性と結婚したことから母国へ帰国するとの見方が有力視されていた。そこで、日馬富士のバトトール夫人を本紙が直撃すると意外な答えが…。「現役引退後はモンゴルに帰国するのか、親方として日本に残るのか」との問いに「今は考え中です。どちらにするのかは、まだ決まっていません」と注目発言。将来の選択肢として親方を視野に入れていることを認めたのだ。

 

 母のミャグマルスレンさん(54)は「詳しいことは分かりませんが(本人が)何と言おうとも私はついていきます。将来の相談を受けた? 一度だけあります。時期? 秘密です」と話すにとどめたが、日馬富士の希望を尊重する構えだ。日馬富士が兄貴分として慕う元横綱朝青龍(32)は、現役引退後に実業家へ転身。ビジネスの世界が生易しくないことも間近で見てきている。

 

 横綱に昇進したことで現役引退後5年間の親方資格を取得。親方に転身すれば、いきなり委員待遇として1000万円以上の年収が保証される。さらに年寄名跡を取得すれば、65歳の定年まで安定した収入を得られる。“第2の人生”として魅力を感じるのも自然な流れだ。いずれにせよ、日本への帰化が条件となるだけに、今後の本人の決断が注目される。