バスケ 来秋統一新リーグ前に“異種格闘技戦”

2015年07月28日 16時00分

「ドリームゲームズ」の開催を発表するJBA川淵会長(中)、河内敏光bjリーグコミッショナー(左)、堀井幹也NBL副理事長

 日本バスケットボール協会(JBA)と日本バスケットボールリーグ(NBL)、プロバスケットのTKbjリーグは27日、両リーグの上位2チームが対戦する「ドリーム・ゲームズ」(9月13日、東京・大田区総合体育館)の開催を発表した。バスケットは来秋から2つのリーグを統一した新リーグとなるが、その前に行われるトップ同士の対決は異例の“混合ルール”が採用される。

 

 参加チームはbj王者の浜松・東三河と同2位の秋田。NBLからは王者のアイシン三河と同2位のトヨタ自動車東京の計4チーム。一日開催なので総当たりのリーグ戦やトーナメントなどはできないが、王者同士、2位同士が一発勝負を行う。JBAの川淵三郎会長(78)は「バスケットファンは来年から新リーグが始まることを知ってるけど、一般の人は今年もbjとNBLの2つのリーグをやることは知らない。多くの人に(両リーグを)知ってもらいたい」と意義を説明した。

 

 両リーグのチームが公式な大会で対戦するのは初めてだが、問題となるのがルールだ。国際ルールが基準のNBLと、興行的要素が強いbjでは異なる。代表的なのは「外国人枠」。bjは常時2人がプレー可能なのに対し、NBLは10分×4ピリオドのうち、第1&3ピリオドは1人しか出られない。

 

 とはいえ、今回は急きょ開催が決まったため、お互いのルールをそのまま採用する。つまり試合の半分は外国人が2人対1人という状況。一見不利に思えるNBLだが、リーグのレベルは上と言われており「実力のNBLを証明したい」(堀井幹也副理事長)と、これぐらいがちょうどいい“ハンディ”なのかもしれない。ボールについても契約メーカーが違うため、試合時間の半分ずつ使用。その他の細部はこれから詰めていく。

 

 同じバスケットでも、格闘技に例えればプロレスと総合ぐらいの違いがある。その“折衷”ルールで行われる試合は今回が最初で最後かもしれない。来年からの新リーグを前に行われる「異種格闘技戦」に注目だ。