カーリングの日本選手権1次リーグ(27日、北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール)、女子はロコ・ソラーレ(LS)がSC軽井沢クラブに8―2で勝利。通算成績7勝1敗で危なげなく1位通過を決めた。

 スキップ・藤沢五月(31)は「前半からいい形でリードでき、相手にプレッシャーをかけるショットができた」と試合を振り返る一方で「反省点は私のドローだけ」と苦笑い。予選1位通過については「負けた試合もあったが、その中でしっかり反省すべき点を生かせている。松村選手兼コーチのアドバイスで新しいLSとしてまとまってきた」と語り、チームの成長に手応えをつかんだ様子だった。

 26日に藤沢のスーパーショットで勝利した北海道銀行とは、28日の決勝トーナメントで対戦予定。「相手の良いショットに、いかに良いショットで返せるか、自分たちが先に攻めてプレッシャーをかけられるような試合展開ができるか。プレーオフになると氷の状態も変わってくるので、チームでキャッチアップできるかが課題」と勝負のポイントを挙げた。