バドミントン“自由王子” お菓子、炭酸我慢で世界トップへ

2015年07月11日 10時00分

五輪メダル候補の桃田は食生活を改善した

 バドミントンの世界連盟スーパーシリーズ(SS)ヨネックス・オープン・ジャパン(9月、東京体育館)の記者会見が9日、都内で行われた。近年、日本バドミントン界では女子の活躍が目立つが、“自由王子”の桃田賢斗(20=NTT東日本)に注目が集まる。

 今年、日本男子で初めてSSを制した逸材。現在、世界ランキング4位で来年のリオデジャネイロ五輪の有力な金メダル候補とも言われる。若手のホープは「ヨネックス・オープンでは一昨年、去年とまったく勝てていないので頑張りたい」と意欲を語った。

 そんな桃田は自由奔放なキャラクターの持ち主。昨年までは「試合中に気持ちが乗らなくて『この大会は別にいいかな』と思うこともあった」とスポーツマンらしくない胸中もさらりと明かしてしまう。また体脂肪率もトップ選手としては異例の15%もあるが「お菓子と炭酸飲料が大好きなんです」。さらに「味がない」から野菜が大嫌いと、まるでアスリートらしくない一面もあった。

 ただし、上を目指すため今年からすべてを改めたという。試合中も「どの試合も充実して臨めている。成人したからかも。大人になったのかな」と集中力も持続。炭酸飲料はやめ、お菓子も控えめ。少しずつだが野菜の摂取も心がける。加えてフィジカル強化にも着手し、筋力トレーニングとランニング1時間を取り入れた。

 その成果は今季SS2勝という結果になって表れた。桃田は「トップにも技術では負けていない。フィジカルが強化できれば追いつく。伸びしろはあるんです」と力を込めた。食生活を改善し、体力がアップすればリオ五輪の金メダルにも大きく近づくはずだ。