4月に現役引退を表明したスピードスケート女子平昌五輪2冠の高木菜那氏(29)が10日、大阪市内で行われた不動産会社「第一住建ホールディングス」の創業50周年記念プレス発表会に登場した。

 現在、ホテル暮らしで住居を探しているという高木氏は、同社の松尾武代表取締役に新たな暮らしのアイデアをプレゼンテーション。理想の住環境について「食事の栄養管理が大切。栄養がバランスよく取れる場所が近くにあれば」「オンとオフの切り替えが大事。リラックスしてお茶ができたり、カフェで本を読んだりできる場所あれば」などと〝アスリート目線〟で提案し、食事と栄養のバランスの重要性を強調した。

 8日には自身の公式インスタグラムに髪をバッサリ切った姿を公開。「似合ってて綺麗」などと話題を呼んでいたが、新しいヘアスタイルについて「今までスケートしていて、スーツを着る時に髪の毛を縛った方が被りやすかったので、ずっと髪を長くしていたんですけど、スケートを辞めて気持ちも一つの区切りとして、ショートにしたいなと考えていた。かわいく切っていただいて心も新たな気持ちになれたので、またショートの高木菜那で進んでいこうと思います」と笑顔で語った。

 現役引退後、初のイベント登場となったが「スポーツの話ばかりだったなかで、住居の話。新しい自分を出せたのかな」とはにかんでいた。