モデルボクサー高野が涙の初戴冠 判定VでOPBF女子Sバンタム級王座奪取

2015年06月10日 20時23分

ノーンブア・ルークプライアリー(左)にパンチを叩き込む高野人母美

“9頭身モデルボクサー”が初タイトルを手にした。東洋太平洋(OPBF)女子スーパーバンタム級王座決定戦が10日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位・高野人母美(27=協栄)がノーンブア・ルークプライアリー(24=タイ)を判定3―0で下し、王座を獲得した。

「集大成の一戦になる」と進退をもかける悲壮な覚悟で臨んだ高野。序盤から頭ひとつ小さい相手を圧倒した。相手のこれまでの戦績は11勝12敗1分け。前日(9日)の計量では「1ラウンドKOで勝ちます」と宣言していたが、ガードを固め、終盤は逃げるように距離を保つ相手を倒し切ることはできなかった。それでもジャッジ3者ともに80―71の大差をつけ勝利した。

 悲願のベルトを腰に巻くと、自然と涙がこみ上げた。「正直、夢を見ているような気持ち。こんないい加減な人間ですが、ベルトを取ることができた。世の中、チャンスを生かすか、運命を変えるかは自分次第。ありがとうございました」と笑顔を見せた。