水連内紛のウラに冨田カメラ事件

2015年06月04日 10時00分

【スポーツ情報局】

 

 五輪担当記者:日本水泳連盟は2日の常務理事会で、強化本部長に専念する上野広治競泳委員長(56)の後任として日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(52)の就任を内定しました。平井氏は28日の評議員会で新理事に推薦されます。

 

 デスク:結局、体制に変化はないんだな。

 

 記者:上野―平井体制のままですね。泉正文副会長兼専務理事(66)は「ヘッドコーチはこれから。大会ごとに置くというのもある」とヘッドコーチ交代の可能性を示唆しましたが、上野氏は平井氏に兼任させる意向を示しました。どちらにしても、リオ五輪への影響はないでしょう。

 

 デスク:水連からすればもくろみが外れたんじゃないの? 別の人事を考えてたんだろ。

 

 記者:そうですね。ただ、計画通りいかなかったのは水連にも誤算がありました。若返りを図る予定だったのですが「他にいなんです。これはという若手が。私も見当たらない」と青木剛副会長(68)は頭を抱えていました。

 

 デスク:そもそも上野氏が東京都水泳協会会長を兼ねたことが、競泳委員長交代の理由ってのもおかしな話だよな。

 

 記者:それについてはまた別の理由もあったようで…。例の冨田尚弥(26)のカメラ問題です。あの時、上野、平井氏は冨田を擁護するような発言をしたのですが、有罪判決が下りました。水連関係者は「そう思いたい気持ちは分かる。ただ、2人とも(冨田と)一緒についていったJOC職員に確認していない。きちっとついていった人の話を聞いたうえで判断してほしかった」と話し、今回の騒動に影響があったことを認めました。

 

 デスク:でも、事の真偽は別にして選手を信じるのは指導者として当然のことだと思うけれどな…。