ロコ・ソラーレが会見 4年に1度のブーム…吉田知那美「カーリングがつらい時期もあった」

2022年02月23日 18時30分

銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ(東スポWeb)
銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ(東スポWeb)

 北京五輪カーリングで銀メダルに輝いた女子日本代表ロコ・ソラーレ(LS)が23日、リモートで会見を行った。

 帰国したメンバーは現在、新型コロナウイルス感染対策による隔離中。改めて快挙を振り返った藤沢五月(30)は「5か月ぶりに日本に帰って来ることができて、すごくホッとしています」と笑顔を見せ、吉田知那美(30)は「こんなに人に甘えて、人に励まされて、人に頼った五輪は初めてでした」と感慨にふけっていた。

 4年前の平昌五輪は銅メダル。「カーリング娘」「もぐもぐタイム」「そだねー」とブームになった当初、現ロコ・ソラーレ代表理事の本橋麻里氏は「4年に一度、起きるやつ」と本音をのぞかせた。今大会も日本中が盛り上がる中、各選手は一過性のブームにしないため、あらゆる思考を巡らせている。

 最年長の石崎琴美(43)は「ジュニア育成」と「他競技との交流」を掲げる。

「日本のレベルは高くなっていますが、ジュニア育成の面では少し足りない部分があると思います。協会が強化を広めていくのは大切ですが、ジュニアの育成はしっかり考えないといけない。そのためには世界の舞台で経験をした選手がカーリング発展のために全員で、本当に協会プラス選手全員で協力して、カーリングだけでなく他のいろいろな競技と連携して、いい部分を学びながらやっていけたら」

 4年に一度のフィーバーを巡り、競技以外の部分にフォーカスするメディアを疑問視する声もある。吉田知は「平昌五輪以降、私たちは勝つことが当たり前とされ、負けるとすごくリアクションがあり、ロコが負けたという報道を目にすることも増えた。どんどん自分たち自身にプレッシャーをかけていって、カーリングがつらくなった時期もあった」と明かした。

 一方、藤沢は「平昌五輪後に私たちのリンクに見学の方がたくさん来てくださったり、カーリングが日本でだいぶ知られるようになって本当にありがたいという気持ちもあった。たくさんの方にカーリングという競技を知ってもらい、激励してもらってここまで来ることができた」と現実を受け止め、感謝した。

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