北京五輪に出場した日本選手団が21日、成田空港に帰国した。

 今大会では冬季史上最多となる18個のメダルを獲得。スピードスケート女子で金1、銀3の合計4個のメダルを獲得した選手団主将の高木美帆(27=日体大教)や、フィギュアスケート男子4位の羽生結弦(27=ANA)らは第1ターミナルの到着ロビーに笑顔で現れた。

 また、第2ターミナルには、カーリング女子で日本初の銀メダルをゲットした日本代表ロコ・ソラーレのメンバーが、笑みを浮かべなら到着ロビーに登場。マスク姿の藤沢五月(30)、吉田夕梨花(28)らは集まっていたファンから「おめでとう」と静かに声をかけられ、「ありがとう」と手を振って応えた。

 藤沢らは関係者から「立ち止まらないように」との指示を受けていたようですぐにその場を去ったが、わずかな時間の中でもファンに感謝の気持ちを伝えていた。