
絶対に負けられない戦いが始まる――。北京五輪に出場する日本選手団の結団式が29日に都内で行われ、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が「多くの方への感謝とTEAM JAPANとしての誇りを胸に、フィールドでいきいきと輝いてほしい」とエールを送った。
新型コロナウイルス感染症対策として、選手団からは伊東秀仁団長(60)、原田雅彦総監督(53)、主将でスピードスケート女子の高木美帆(27=日体大職)、旗手でスピードスケート女子の郷亜里砂(34=イヨテツク)の4人が出席。他の選手団員はオンラインでの参加となったが、高木美は「今回はわれわれ冬季競技の活躍が日本中へ勇気と明るさを届け、社会の未来への希望となれるよう、スポーツの力を信じて、TEAM JAPAN一丸となって全力を尽くすことを誓います」と力強く決意を述べた。
今大会は海外開催の冬季五輪として、過去最多だった前回の平昌大会を上回る124選手が参加予定。日本選手団の本隊は30日に北京入りし、運命の大一番に備える。
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