2018年平昌五輪で銀メダルを獲得して旋風を巻き起こしたカーリング女子韓国代表の〝メガネ先輩〟こと金恩貞(キム・ウンジョン)が、代名詞となったプレー中のかけ声を変更することになりそうだ。

 韓国の放送局「チャンネルA」は「4年前〝ヨンミブーム〟が、北京では〝チョヒ〟になる。熱風を巻き起こしたかけ声は別の名を呼ぶことになる」と報じた。

 金はカーリング女子韓国代表の中心選手として注目を集め、特徴的な大きな眼鏡も話題を呼んで〝メガネ先輩〟の愛称で国民的スターとなった。金はストーンを投じた後に仲間たちに力強くスイーピングを指示するが、なかでもスイープ役のキム・ヨンミに向けて「ヨンミ~」と響き渡る声が韓国で話題沸騰。銀メダルを獲得した平昌五輪後には流行語にもなるほど大きな反響があった。

 このかけ声が北京五輪では変更されるという。
「18年はヨンミだったが、今回は新しい流行語が飛び出るかもしれない。技量が急成長したキム・チョヒが候補になるからだ」と指摘。金も「チョヒがヨンミの役割をしてくれていて、チョヒの名前が少し多く呼ばれることになるかもしれない」と明かす。北京五輪では「チョヒ~」のかけ声が会場にこだましそうだ。

 新たなかけ声で再びメガネ先輩フィーバーを巻き起こすのか注目が集まる。