日本ハンドボール協会は18日、日本を出発して欧州遠征を行っていた男子日本代表チームの選手16人全員とスタッフ1人、海外で合流した選手2人の合計19人が新型コロナウイルスの陽性判定となったことを発表した。

 同チームでは遠征中の昨年12月27日にポーランドで選手1人が発熱し、30日に陽性が確認された。その後、遠征先で合流した選手やスタッフを含む関係者27人全員を対象に検査を実施し、合計19人が陽性判定となった。同協会によると、この日までに日本から出発した陽性者全員が隔離期間を経て帰国したという。

 日本国内でも新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が急拡大しているだけに、今後は他競技の代表チームで集団感染が発生する可能性もゼロではない。北京五輪を控える大事な時期だけに、細心の注意を払う必要がありそうだ。