【北京五輪】組織委「北京や河北省を封鎖する計画はない」コロナが〝支配下〟にあることを強調

2022年01月12日 22時44分

北京五輪のカウントダウン時計(ロイター)
北京五輪のカウントダウン時計(ロイター)

 開幕まで1か月を切った北京五輪の大会組織委員会が、新型コロナウイルスが〝支配下〟にあることをアピールしている。

 本番を控える中国は感染者を抑えるため、12日までに陝西(せんせい)省西安市など3都市がロックダウン(都市封鎖)の状態に入った。また、会場の北京と河北省に隣接する天津市ではオミクロン株による感染を確認。現地メディアによれば、同市は北京まで電車で約30分で移動できることから通勤する人も多く、警戒を強めているという。

 ただ、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」は「組織委員会は新たなクラスターを注意深く監視しているものの、中国は資本を制限したり、感染対策の規則を変更するつもりはないと述べた」と伝えた。現地では大会関係者と地元住民が接触しないようにあらゆる策が施されており、組織委関係者は「現在の戦略はうまく機能している」と強調。さらに「北京や河北省を封鎖する計画はない」と明かしたという。

 一方、同紙はヨーロッパの外交関係者が「北京五輪の『バブル』が参加者から市民への感染拡大を防ぐのに十分ではないかもしれない」と指摘したことも報じた。中国側は「ゼロコロナ」政策を貫き、あくまでも感染を封じ込めることを掲げているが…。

 大会中に感染者が爆増しないことを願うばかりだ。

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