JOC山下会長 年頭あいさつで天皇陛下のお言葉引用「東京大会は多くの人々に勇気と希望」

2022年01月05日 12時41分

山下泰裕会長(東スポWeb)
山下泰裕会長(東スポWeb)

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が5日、JOC職員へ向けて年頭あいさつを行った。

 この日はJOCの仕事始め。冒頭で山下会長は「いよいよ今日から我々も新しい2022年がスタートします」と語ったが、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大には「まだまだコロナ禍の厳しい、油断を許さない状況が続きますが、気を引き締めて皆で心をひとつにして、我々が掲げた目標を目指してまい進いしていきたい」と呼び掛けた。

 北京五輪まであと30日。各競技で内定が決まっている日本代表選手に対しては「それぞれの夢に向かって生き生きと輝きながら挑戦していける環境を我々は全面的にサポートしていきたい」と力強く宣言した。

 一方、山下会長は昨年を「アスリートの躍動する姿、さわやかな笑顔がとても心に残った1年」と振り返り、天皇陛下の新年のお言葉「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、選手や関係者の努力により、多くの人々に勇気と希望を与えるものとなったことと思います」を引用。その上で「東京大会の成功は、関係者のすべてが心をひとつにして全力を傾注していったからなし得た」と話した。

 さらに山下会長は東京大会から100年後の長期的構想「JOCビジョン2064」に言及。「勝ち負けだけではないスポーツの価値を守って作って伝えていく。私はこれこそがJOCの使命であり、責務であると考えております」と口にしつつ「フェアな社会、差別を認めない・許さない社会、相手をリスペクトして支え合って助け合う社会に向けて、今年も皆さんとともに力を合わせて新しい一歩を踏み出していきたい」と熱弁した。

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