熊本に拠点を置く再春館製薬所バドミントン部のチーム発足記念イベントが15日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われ、新ユニホームがお披露目された。

 ルネサスで廃部となった女子バドミントン部を丸ごと受け入れる形で発足した新チームは今月1日から活動を開始。リオ五輪出場を目指す“マエカキ”ペアの前田美順(29)と垣岩令佳(25)も参加し、熊本のご当地キャラ「くまモン」らとのエキシビションマッチを行った。

 新たなユニホームに身を包んだ前田は「グラデーションがかわいい」と気に入った様子。ロンドン五輪後に結成した垣岩とのペアについては「最初は個々の力だけでやっていたけど(互いの)長所を生かせるようになってきた」と手応えを口にした。

 垣岩も「(廃部危機で)苦しかったことをコートで返していかないと」と表情を引き締めた。