競泳の世界選手権(7月24日開幕、ロシア・カザン)代表に選ばれた小関也朱篤(こせき・やすひろ=23、ミキハウス)が意外な趣味を告白した。13日は都内で行われた代表発表会見に萩野公介(20=東洋大)らとともに出席。日本選手権は200メートル平泳ぎで日本人3人目の7秒台となる2分7秒77で優勝し、リオ五輪前哨戦となる世界選手権では平泳ぎ2冠を狙う。この日も「疲れはありましたけど、そんなこと言ったら世界と戦えないんで、これといって問題ないです」と強い口調で断言した。

 188センチの長身を誇る大型スイマーは、日本人離れしたダイナミックな泳ぎが特徴。それだけに、オフのリフレッシュ法もさぞかし豪快…と思いきや「家に帰ることが息抜きです。ボクはインドア派ですので」と笑顔で打ち明けた。

 昨年11月に一般女性と結婚。居心地がいいのは新妻と過ごす時間があるからだが、それだけではない。「結構、漫画を読んだりしますよね。『ONE PIECE』や(連載終了した)『NARUTO―ナルト―』とか好きでした」と趣味は漫画を読むことだという。愛読するのはもっぱら週刊少年ジャンプやヤングジャンプで「ボクはジャンプ系ですね」。中でも最もお気に入りなのが石田スイ原作の「東京喰種トーキョーグール」で「全巻持っています」とハマっている。

 ジャパンオープン(5月22日開幕、東京辰巳国際水泳場)では外国勢を迎撃する。小関は「一緒に泳げるのはいい機会なので負けたくない」と激突を心待ちにするが、その前に自宅でたっぷりと英気を養うつもりだ。