カーリング女子日本代表で平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレ(LS)でリードを務める吉田夕梨花(28)が周囲に感謝を思いを伝えた。

 小柄な体格を感じさせない力強いスイープからセカンドの鈴木夕湖(30)とともに「クレイジースイーパーズ」と称される吉田夕は、随所にスキップの藤沢五月(30)の好ショットを演出。北京五輪切符をかけた世界最終予選でも安定したパフォーマンスを見せ、2大会連続の五輪出場に大きく貢献した。

 20日には自身のインスタグラムを更新。「まずは無事に大会を開催してくれた方々、関係者、アイスメーカーの皆様に感謝しています。また日本中へ私たちがプレーしてる姿を届けてくださった関係者の皆さま、そして何より日頃から私たちをサポートしてくださっているスポンサーの皆さまに感謝しています」などとつづった上で「少し休んで、まずは1月のグランドスラムに向けてしっかりと練習に励みます」決意を新たにした。

 最後には昨年9月にLSへ加入し、リザーブとして深夜のストーンチェックなど裏方に徹した石崎琴美(42)に対して「琴美ちゃん12年ぶりのオリンピック出場おめでとう」と率直な思いを伝えた。

 投稿に添えられたチームの集合写真では全員が満面の笑み。この仲むつまじさと素直さがLSの強さの秘密だ。