
幸先の良いスタートだ。カーリングの北京五輪切符をかけた世界最終予選(11日、オランダ・レーワルデン)、1次リーグが行われ、世界ランキング6位の男子日本代表コンサドーレは、同11位のドイツを6―5で下し、初戦を白星で飾った。
第1エンド(E)に1点を先制したコンサドーレだが、その後は一進一退の攻防が続く。5―3で迎えた第9Eに同点とされるも、第10Eにスキップの松村雄太がラストショットをきっちり決めた。
ショット成功率、ドロー、テイクと3つの数字がすべてドイツと同じ。まさに接戦とも言える試合に勝利。松村は「チーム全体であそこの形まで持っていくことができた。あとは僕が決めるだけだった。相手の石が少し後ろにいってくれたので、気持ち的には若干余裕を持って投げられた。こういう勝ち方は大事。かなり気合の入った1投だった」と笑顔を見せた。
大事な初戦を制したのは今後にとって大きなプラス。「勝ったことで1つ気持ちの余裕ができたので、この後アイスと石について話して次につなげたい」と決意を新たにした。
今大会は9チームが総当たり戦を行い、1位のチームがまずは出場枠を獲得。残る2枠は2~4位の3チームで争う。
【関連記事】
- 関連タグ: