【テニス】ITFの “中国忖度” に世界中から批判の嵐「卑怯な言い訳」「見て見ぬふりするな」

2021年12月06日 20時08分

渦中の人となった彭帥(ロイター)
渦中の人となった彭帥(ロイター)

 国際テニス連盟(ITF)の〝忖度〟ぶりに、世界中から批判が集まっている。

 中国の人気テニス選手の彭帥(35)が張高麗元副首相から性的関係を強要されたと告発した問題を巡り、女子テニス協会(WTA)が中国での大会の開催を中止すると発表。これを受け「WTAの判断を全面的に支持します」「WTAはIOC(国際オリンピック委員会)とは比較するのもおこがましいほど健全でマトモな組織ですね」などと行為的な意見が多く聞かれていた。

 その一方で、英公共放送局「BBC」によると、ITFのデビッド・ハガティ会長は5日に「我々は(中国の人口にあたる)10億人の人々を罰したくはない」などと、中国政府を擁護する発言を連発。WTAと真逆の反応を示したという。

 すると、ITFの公式ツイッターには、英語で「卑怯な言い訳、情けない」「お金ではなく人権を重視するWTAを支持しなければ、テニスの世界は終わってしまうでしょう」「10億人? この言葉を非常に真剣に考えてみてください」「見て見ぬふりをせずに、アクションをお願いします」などと各国から抗議が殺到している。

 日本のネット上でも「IOCも然りだが、こういった団体がいかに拝金主義かよく分かる」「大量のウイグル人が弾圧され殺されているのにそっちは知らんぷりか」「WTAが勇気を持って突破口を開いてくれたのに、台無しだ」と厳しい指摘が目立つ。

 かねてIOCの中国ファーストの姿勢に疑念の声が相次いでいただけに、火に油を注ぐ形になった。

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