5月2日(日本時間3日)に米国ネバダ州ラスベガスで開催される6階級王者、マニー・パッキャオ(36=フィリピン)と5階級王者、フロイド・メイウェザー(38=米国)の一戦に向けたWOWOWの関連番組「パッキャオvsメイウェザー大解剖 エキサイトマッチ総力戦」(28日午後9時~、WOWOWプライムで無料放送)の収録が18日に行われ、村田諒太(29=帝拳)らゲストは「日本にも影響を及ぼすビッグマッチになる」と展望した。

 2人のファイトマネー合計額が4億ドル(約480億円)ともいわれる“世紀の一戦”は、熱心なファンだけではなく、ライト層も興味を示すのは必至。それだけに村田は「ボクシングがスポーツとしてさらに根強い人気を持つものになるように盛り上がってほしい」と期待する。

 収録に参加した俳優の六角精児(52)も「最初に見た試合が素晴らしいモノだと『また見たい』と思うようになる。パッキャオがKOで勝つようなことがあれば、ボクシングの裾野が広がるのでは」と村田同様、日本のボクシング界のさらなる発展につながることを熱望した。

 下馬評ではメイウェザー有利。だが村田は「もしパッキャオが勝ったら、フィリピンには『パッキャオの日』っていう休日ができるんじゃないですか」と国を動かすほどの衝撃も予測する。全世界が注目するメガファイトは、及ぼす影響の大きさも破格のものとなりそうだ。