カーリング女子世界選手権4日目(17日、札幌市月寒体育館)1次リーグで、世界ランキング10位の日本代表の北海道銀行は同8位の米国に4—6で敗れて通算4勝2敗となった。

 ここまで日本は4連勝中(1敗)で、同1位のカナダ、同6位のロシア、同3位のスイスと並んで首位に立っていた。連勝が止まったことについて、スキップの小笠原歩(36)は「負けは負けで仕方ないです。ショットを決めていなかったんで自爆したゲームでした」と振り返った。

 この日の相手、米国は5戦全敗の最下位とあって確実に勝利したいところだった。だが、ドローショットと呼ばれるハウス(ストーンを投げ入れる同心円)の中に入れるショットが不振。有利な後攻の第4エンドでは、サードの吉村紗也香(23)がホッグラインを越えてもストーンから手を離さない痛恨のミスで2点を失い、リードを許した。2—5で迎えた第9エンドに2点を加算し、反撃したものの第10エンドでポイントを奪われて敗れた。

 1次リーグ後半は世界ランキング上位との対戦が多いだけに、プレーオフ進出には痛い1敗となった。日本は午後7時からロシアと対戦する。

 1次リーグは出場12チームによる総当たりで行われ、上位4チームがプレーオフに進出する。