ソチ五輪スノーボード・パラレル大回転銀メダリスト・竹内智香(31=広島ガス)が16日、フランクフルトからの全日空便で羽田空港に帰国した。

 W杯最終戦(14日、ドイツ・ビンターベルク)はパラレル回転で9位。シーズンを通じ、W杯は2度の4位が最高で表彰台には上がれなかった。

 ただ、世界選手権パラレル大回転で銅メダル、地元・旭川で行われたW杯では苦手としていたパラレル回転で8位。「結果を出したい時に出せる。すごい充実したシーズンだった」と胸を張った。2018年平昌五輪では「2つの金メダルが欲しい」と両種目で頂点を目指す。

 今後は全日本選手権(4月2~3日、札幌)に出場する可能性もあるが、久々に長期のオフを満喫する予定だ。「オリンピックからあんまりゆっくりした感覚がない。4~5月はゆっくりできる。アウトドアスポーツをたくさんしたい」と笑顔を見せた。