熱戦を繰り広げた新体操の世界選手権(福岡・北九州市)は31日に閉幕。有観客で行われた大会は大いに盛り上がりを見せたが、その陰で意外な注目を集めたものがある。

 大会ポスターには新体操の動きをきれいに表現したシルエットが掲載。一見すると「ピクトグラム」のようだが、よ~く見ると実写だ。これが一部で「美し過ぎる」と話題を集めた。正体は2010年の新体操日本代表経験者の小西夏生さん。関係者によると、ここまで美しいラインは現役選手でないと表現できないというが、きれいな「I字バランス」を描ける小西さんに白羽の矢が立ち、見事に演じ切ってみせた。

 小西さんは2017年のミス・ユニバース日本大会4位という肩書もあり、シルエットだけではなく実際の美貌も抜群。起用した関係者の期待を上回る活躍を見せ、世界一の「美」を決める大会で〝陰の金メダル〟に輝いた。