【バドミントン】桃田の勝利目前で棄権し「負けではない」と主張の中国選手に非難「無礼だ」

2021年10月20日 17時30分

石宇奇(ロイター)
石宇奇(ロイター)

 バドミントンの団体世界一を争う国・地域別対抗戦男子トマス杯準決勝で、桃田賢斗(NTT東日本)と対戦した中国の石宇奇が、桃田のマッチポイントで突如試合を棄権。その後の発言を含め、世界で非難ごうごうとなっている。

 日本はこの試合、中国に1―3で敗れ、準決勝敗退。唯一の白星となったのが、桃田が石に勝利した男子シングルスだ。桃田は第1ゲームを22―20、第2ゲームも好調で20―5と勝利まで後1点に迫ったが突如、石が審判に歩みより棄権を表明した。体調不良が原因だというが、点差から見ても桃田の勝利が確実な状況での棄権に、周囲はモヤモヤ。さらに石が試合後の取材で「21点に達していないので負けではない」と語ったことが報じられ、一気に非難が殺到した。

 大会開催地のデンマーク「TV2」はこの問題を報道。識者の「相手に試合を終わらせないという非常に残念なプレースタイル」「(負けではないは)無礼でばかげているが、もちろん彼は試合に負けた」「桃田に失礼だ」とのコメントを掲載し、批判した。

 また、インドネシアの「ジャワポスTV」も「5―20で棄権したので『私は負けていません』」と石のコメントを報道。各関係者から疑問の声が上がっていることを伝えた。また同「シンドニュース」は石の行動を伝えつつ桃田の「最後に棄権した理由はわかりませんが、ケガではないことを願っています」と恨みのないコメントを掲載した。

 中国でも、石の行動が報じられ、ネット上では「恥ずかしい」「中国のメンツをつぶした」と苦言が並んでいる。

 フェアプレーとは何か、を考えさせる行動と言えそうだ。

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