【カーリング】吉田夕梨花&松村雄太 ペアの難しさ…世界と戦うために見えてきた “課題”

2021年09月19日 06時15分

ショットを放ち声を出す吉田夕梨花。左は松村雄太(代表撮影)
ショットを放ち声を出す吉田夕梨花。左は松村雄太(代表撮影)

 逆襲への課題はどこに? カーリングの混合ダブルス日本代表決定戦第1日(18日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)、日本選手権覇者の吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)、松村雄太(コンサドーレ)組は、竹田智子、竹田直将(ともに名寄協会)組に勝利を収めた一方で、松村千秋(中部電力)、谷田康真(コンサドーレ)組に2―9で敗戦。1勝1敗で初日を終えた。

 日本選手権覇者として出場した5月の世界選手権(英国)では、予選B組8位に沈んだ。吉田夕&松村はお互いの特長を生かすために2~4投目を吉田夕が担うケースが多いが、ロコ・ソラーレ(LS)の藤沢五月とのペアで日本選手権を2度制した山口剛史(SC軽井沢クラブ)は「世界選手権で負けている試合は、吉田選手の場面で不利な展開を壊し切れないシーンが結構目立っていた」と振り返る。

 LSでリードを務める吉田夕は止めにいくショットを投じることが多く、複数の石をはじくショットを使う機会はごくわずか。山口は「局面が結構動く2~4投目の場面で吉田選手が投げる際に、試合の展開が不利になっているときは、相手のハウス内の石を複数はじき出すところの投げる技っていうのがちょっと少ない」と改善点を指摘した。

 この日も第1エンド(E)に2点を許すと、第2、3Eは吉田夕がハウス内にたまった石をはじくことができず、連続で3点をスチールされた。改めて課題が浮かび上がった一戦となったものの、吉田夕は「今このペアでできる最大のパフォーマンスができたら」ときっぱり。北京五輪代表へ向け決意を新たにした。

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