【東京パラリンピック】車いすテニス・国枝が4強入り 金メダルまでマジック2「自分であることを祈っている」

2021年09月01日 14時36分

勝利した国枝(右)を称えたウデ(ロイター)

 東京パラリンピック・車いすテニス競技(1日、有明テニスの森)、男子シングルス準々決勝が行われ、国枝慎吾(37=ユニクロ)がステファン・ウデ(フランス)を7―6、6―3のストレートで下し、2大会ぶりの4強入りを決めた。

 国枝が金メダルを獲得した2012年ロンドン大会決勝の再現となった一戦。第1セットの序盤は思うようにリズムをつかむことができず、ゲームカウント2―5と劣勢を強いられた。それでも、攻撃的姿勢で一気に4ゲームを連取。同点に追いついてタイブレークも制すると、雄たけびをあげた。続く第2セットは、勢いに乗った国枝が終始リードを奪い、勝利を引き寄せた。

 車いすテニス界のレジェンドとして活躍してきた国枝にとっても、自国開催のパラリンピックは今回が初めて。「重圧は3倍くらいかかっている」と苦笑いを浮かべながらも「ホームで無観客だが、運営の方々や友人や知人がたくさんメッセージをくれるし、テレビを通して見てくださる方がいるので、その声援がこれまで以上にパワーになっている」と感謝の言葉を口にした。

 2大会ぶりの金メダルまでマジックは2。「ウデさんも含めてここからは全員ライバルなので、誰が勝っても不思議ではない。もちろん自分であることを祈っている」と力強く決意した。

関連タグ: