東京パラリンピック・車いすバスケットボール(30日、有明アリーナ)、男子1次リーグが行われ、日本はトルコに67―55で勝利。通算成績を4勝1敗とし、1次リーグ2位通過で決勝トーナメント進出となった。

 既に準々決勝進出を決めている日本は、16年リオ大会4位のトルコに序盤から苦しい展開を強いられ、第1クオーター(Q)を9―12で終える。しかし、第2Qは香西宏昭(NO EXCUSE)の3点シュート、藤本怜央(宮城MAX)の連続得点などで勝ち越し、28―27と1点リードで前半を折り返した。

 後半の第3Qはトルコに連続得点で逆転を許すも、古沢拓也(パラ神奈川SC)のシュートで逆転。最終4Qは古沢、藤本の活躍もあり、突き放した。

 試合後、京谷和幸ヘッドコーチは「日本の武器であるプレスディフェンスがハマったゲームだった。最初に攻撃でバタバタして流れを持っていかれそうだったので、早めに仕掛けた。いい形で進んだ。チーム全体でよく走った」と手応えを口にした。

 準々決勝は9月1日に予定されている。