【パラ開会式】主人公は13歳…和合由依さんが車いすで羽ばたく! 涙乗り越え大成功

2021年08月24日 23時45分

駆け抜けた和合さん(ロイター)
駆け抜けた和合さん(ロイター)

 大役をやり切った。24日の東京パラリンピック開会式で注目を集めたのが、コンセプト「WE HAVE WINGS (私たちには翼がある)」にふさわしい演技を披露した13歳少女だ。

 100人のクルーが働く空港「パラ・エアポート」を舞台に行われた物語「片翼の小さな飛行機」の主人公を務めたのは、一般公募から選ばれた13歳の和合(わごう)由依さん。先天性の羊膜索症候群(手足の形態異常)、関節拘縮症(関節の動きが制限)による上肢下肢の機能障がいのため、車いすで生活をしている。

 それでも「今まで出会えた人たちに、今の自分を見てほしかったからです」と一念発起し、大舞台にチャレンジした和合さん。当初は自身で車いすを使うことができなかったが、約半年間にわたって猛特訓を敢行。クライマックスの小さな飛行機が空を飛ぶべく、滑走路を走るシーンでは、自らの力で車いすを漕ぎ、滑走路を駆け抜けた。

 オーディションに合格時には「ぎゃーーー!と飛び跳ねて、寝ていた妹を起こしてしまいました」と歓喜に浸った。度重なる稽古に涙を流したこともあったというが、大舞台での最高のパフォーマンスは、パラアスリートたちにとっても大きな刺激となったに違いない。

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