高梨沙羅が4連覇かかる世界ジュニア無念の欠場

2015年01月09日 11時00分

世界ジュニアを欠場する高梨。その理由とは?

 大ショックだ。スキー・ジャンプ女子のエース・高梨沙羅(18=クラレ)は8日までに、前人未到の4連覇を狙っていた世界ジュニア選手権(2月1日開幕、カザフスタン・アルマトイ)出場を断念することになった。


 世界ジュニアは5日に個人ノーマルヒル、7日に団体戦が行われる。だが高梨は7日からのW杯ルーマニア大会に出場するため、団体戦をやむなく欠場する意向を全日本スキー連盟(SAJ)に伝えた。ところが、SAJからは「個人戦と団体戦に両方出るのがルール」と言われ、個人総合3連覇のかかるW杯を優先するため世界ジュニア出場を諦めたのだ。


 高梨にとって世界ジュニアは特別な大会だった。


 ソチ五輪を控えた昨季も同大会3連覇の目標を掲げ、ブレることはなかった。高梨サイドはSAJの負担にならないよう遠征費の自腹も決定。ギリギリまで交渉したものの、SAJは「どちらか選びなさい」と譲らなかったという。


 今季はW杯1試合の欠場が総合ポイントに大きく影響する。それだけにルーマニア大会を欠場することはできなかった。


 関係者は「今年のW杯は試合数が少ないし、簡単には回避できない。大会ルール的にも世界ジュニア出場は可能。選手の強化を優先すべきなのに」と困惑を隠さず。高梨にとっては無念の結末となった。