本紙で東京五輪のレスリング解説を務めた五輪2大会の銅メダリスト・浜口京子(43)が、大会を総括。「ノーマスク」の五輪関係者に苦言を呈した。

【浜口京子 気合でGO!】新型コロナウイルス感染拡大下での大会。家で「消毒大使」と呼ばれている私は、会場でのお仕事でも感染防止対策を徹底しました。マスク着用はもちろん、消毒のボトル、ペーパーは常に持ち歩き、除菌除菌を徹底しました。

 でも、やはりいたんですよ。海外の方でマスクをしない人たちが! 記者席で隣になった欧州の2人組はマスクなしで、ペラペラお話していました。そういう人たちに対して、私、ギロリとにらみを利かせました。怖い顔で。でも、私の視線に気が付いているのに無視! 文化の差なのか、意識の差は大きいな、と感染防止対策の難しさを痛感しました。